工場屋根改修 採用検討シート
リ・ルーフシステム|スレート・金属屋根の防水・補強・断熱・遮熱
最終発注は、案件別の適用可否・総費用・操業条件を確認して判断します。
01改修候補に入れる理由
雨漏りへの対応をまとめる
屋根面を連続した防水層で被覆。漏水から設備・製品を守るため、部分補修から全面改修への切り替えを検討。
屋根から入る熱を抑える
断熱層と高反射トップで屋根からの熱の侵入を低減。作業環境・空調負担の改善を検討。
既存屋根を活かして改修する
既存屋根を補強・保護。全面撤去を伴う改修に比べ、撤去・処分の負担を抑える選択肢。適用は現況で判断。
- 既存屋根・下地処理
- 断熱補強層
- ウレタン防水層
- 高反射トップコート
02他工法と、同じ条件で比較する
| 候補工法 | 選ぶ目的・強み | 判断前に確認すること |
|---|---|---|
| リ・ルーフ | 既存屋根を活かし、防水・補強・断熱・遮熱をまとめて検討。 | 下地の健全性と密着、補修範囲、飛散対策、吹付中の設備停止。 |
| 塗装・遮熱塗装 | 表面保護・美観・遮熱が中心。屋根の状態に応じて選択。 | 漏水原因や損傷への補修範囲。断熱・防水の必要性能を満たす仕様か。 |
| カバー工法 | 既存屋根の上に新しい屋根を設置。断熱材を組み合わせる仕様もある。 | 追加重量、支持・固定部、屋根端部や樋の納まり、既存屋根の状態。 |
| 葺き替え | 既存屋根を撤去して更新。交換が必要な屋根も含めて検討。 | 撤去・処分、屋内養生、工事中の雨仕舞い、石綿含有、操業への影響。 |
工法名だけで優劣は決まりません。同じ施工範囲・要求性能・維持管理期間で見積を比較します。
03性能の根拠と、読み取れる範囲
メーカー試験:鉄板試験体の裏面温度に17℃の差
赤外ランプ照射/表面は両試験体とも63℃
室温が17℃下がる、電気代が一定割合下がるという実測値ではありません。省エネ効果を採用理由にする場合は、空調条件・稼働時間・気象条件をそろえた測定・試算を別途確認します。
04施工中のリスクにも、具体的な対策を
積み固め方式|踏み抜き対策
未施工の劣化スレートを踏まずに下段を施工。硬化・施工状態を確認し、使用を認めた範囲から上段へ。足場・墜落防止措置も併用します。
MRS|吹付材料の飛散対策
吹付範囲を囲い、設備・車両への飛散を抑制。風・吸気口も含め養生を計画。金属屋根の防錆処理とは別の対策です。
根拠:シーカ「リ・ルーフシステム」DK127(性能・施工条件)。比較表は同資料、三晃金属工業「大型屋根の改修・メンテナンス」、日本ペイント屋根用塗料資料をもとに検討項目を整理。施工方式は当社説明に基づく。 出典を確認